医療機器承認番号:22500BZX00087000
24時間胃食道内pH&インピーダンス測定装置「スレウス・ゼファー」は、世界でトップシェアを誇る検査機器です。
これまでの胃食道pH測定にインピーダンス測定機能を加えることで胃食道逆流症を、より詳しく評価できるようになりました。
【特 徴】
- 手のひらに収まるコンパクトなボディー
- 24時間オートストップ機能
- センサー脱落アラーム機能
- カテーテルが抜けたときにアラームでお知らせ
- 食事、就寝イベントに加え3つのイベントをカスタマイズすることが可能
- pH&インピーダンス測定だけでなく、pH測定にも使用可能
【解析項目】
- 酸、非酸逆流時インピーダンス相関
- 酸、非酸逆流別回数表示
- 逆流発生時の伝播波形表示
- 世界的に標準化されたDeMesterスコア解析
【pH&インピーダンス測定の意義】
逆流症患者のpHモニタリング検査を行う際、pH測定、もしくはインピーダンスとpHを同時に測定するという選択は、適切な評価を得るという点において重要なことです。
たとえば咳、胸焼け、逆流や胸の痛みなどの症状がありPPIを服用している患者では、pHモニタリングのみの検査では診断が非常に困難です。
Dr. Sifrimらのコンセンサス調査からの報告※では、PPI抵抗性GERD、内視鏡陰性の患者はインピーダンスとpHを同時に測定することが有用で、pHのみの検査では非酸性逆流症の患者の35%を見逃してしまい検査の精度は71%以下であるが、インピーダンスとpHを同時に測定した際には精度が90%近くに上がるとしています。
※参照
Sifrim D,Castell D,Dent J,et al
Gastroesophageal reflux monitoring:
Review and consensus report on detection and definitions of acid,non-acid,and gas reflux.
Gut 2004;53:1024-31.